マン汁とは正式名称では膣分泌液と呼ばれていて、通称としてマン汁の他には膣液や愛液、ラブジュースなどと呼ばれる事もあり、基本的に性的興奮を覚えると分泌される物になります。

しかしその特徴があるゆえにニオイなどを気にしている方は多く、特に女性は自分で触って嗅いでみる方がほとんどいないので、パートナーに指摘されて初めて気が付くと言う方も多いです。

ただ、マン汁が分泌される仕組みを理解して臭いと感じる原因を突き止める事で、適切な対応が可能になると言われている事から、意外と簡単に改善できる事もあるとされています。

マン汁はどのような役割があるの?

まずマン汁がなぜ分泌されるかと言うと、その役割の大部分は潤滑剤としての機能になっていて、男性器が挿入された際に膣壁を潤す事で滑りを良くし摩擦によるダメージを減らす事になります。

また、基本的に粘度が高い傾向が見られるので男性の性感を高める効果も期待できると言われ、実際にマン汁の分泌が不十分だと感じられた際にはローションなどの潤滑剤が用いられるケースは多いです。

そしてマン汁が分泌される事は妊娠にもメリットがあるとされていて、通常時には膣内は雑菌の繁殖などを防ぐ手間に酸性に保たれているのですが、実は精液はアルカリ性なのでそのままでは着床の可能性が低くなってしまいます。

そこでマン汁が分泌される事で酸性度は下がり、精子が着床まで生き延びる可能性を高くできるので、マン汁が分泌される事には様々な意味でメリットが大きいです。

マン汁が臭くなる原因は?

そもそもマン汁の正体が何なのかと言うと、以前は膣口の近くにあるバルトリン腺から分泌されるバルトリン腺液だと考えられていましたが、現在では膣口ではなく膣壁から分泌されている事が発見されたので、愛液の正体とは膣壁から分泌される「膣液」の事です。

また、膣液の他にもスキーン腺液や膣内分泌物なども混ざっていますし、Gスポット腺液や汗なども含まれた複数の体液の混合物だと言われていて、基本的な仕組みは性的興奮などを覚えた時や膣内を防御する必要に迫られた時などに膣粘膜下の毛細血管に血液が流れ込みます。

そして、その流れ込んだ血液の成分が血管の外に漏れ出して膣壁から染み出るようになり、これが愛液と呼ばれているので愛液の主な成分は血漿(けっしょう)だと考えられいわば汗の一種です。

なので当然体調不良などでマン汁のニオイは変化しますし、体臭がキツイ方はマン汁のニオイもキツクなる他に食べ物の影響や飲酒や喫煙などもマン汁を臭くする原因になるとされています。

さらに女性は毎月生理があるのですが、この時にはホルモンバランスが乱れやすくなる上に生理用品などでデリケートゾーンが蒸れやすくなり、その時に発生した臭いがマン汁に移ってしまうケースも考えられるので、基本的にマン汁が臭いと感じる原因は何か一つが決定的なものになるとは言えずいくつかの要因が組み合わさっている可能性が高いです。

なお、中にはダイエットの影響で生理不順を引き起こした結果としてマン汁が臭いと感じられる事もありますので、過度のダイエットを行うこともマン汁を臭くする遠因の一つになると言われています。

マン汁が臭い時の対策方法は?

マン汁の主成分が汗であるのならば、まずは生活習慣を改善してみる事が一番の改善の近道になっていて、バランスの良い食事や十分な睡眠時間などは重要になりますし、適度な運動などいわゆる一般的に使われている健康的な生活を心がけると改善される事があります。

というのも、体内で合成され分泌される以上そこに影響を与えるのは日々の食事になっていて、偏った食生活では臭いが強くなってしまう傾向が見られますし、溜まった老廃物を排出するためには適度に体を動かすことが大事です。

なので健康的な生活を送る事でそれらの点が改善されるようになり、結果的に体内の環境が良くなるので分泌されるマン汁も個人差はあるものの中には無臭に近くなる方もいるとされています。

次に膣内洗浄を行うのも効果的な方法になり、市販されている膣内洗浄グッズを使うのも良いですし、婦人科を受診して洗浄してもらうのも悪くはない選択ですが、シャワーなどで洗浄するのは避けた方が良いです。

何故ならば、上記の方法と違って基本的に医師の手が入っていないので思わぬ弊害を引き起こす可能性があり、水道水で甚大な被害が出る確率はほとんどありませんがシャワーヘッドで傷がついてしまったりする事がありますので避けるべきだと言われています。

なお、その他の対策になるのは陰部専用の消臭成分が入った商品が挙げられ、特に有効だとされているのは消臭効果の高いクリームや石鹸になり、市販されているものよりも最初から臭い対策として販売されている物の方が効果は期待できます。

さらに、通気性の良い下着を着用したりなど臭いがこもらないようにする事もポイントになっていて、できるかぎり臭いが発生しないような環境を整えておく事が大事です。