まんこの臭いが気になる場合や、生理をいち早く終わらせたい場合には膣内洗浄を考える女性が非常に多いのですが、この膣内洗浄にはメリットもあればデメリットもあります。

その為、間違った方法で行っていたケースでは膣や子宮関係の重大な病気を引き起こす切っ掛けにもなる事があり、膣はとてもデリケートな部分である事から自分の判断で膣内洗浄する事は避けた方が良いと婦人科の医師など専門家も警鐘を鳴らしているのです。

膣内って洗っても大丈夫?

まず膣内を洗浄しても良いのかどうかについてですが、結論から言えば「しない方が良い」と言えるようになっており、やむを得ない事情がない限りは膣内洗浄はしない方が安全性は高いと言われています。

その理由になるのは、そもそも膣内には自浄作用があり、洗浄してしまうとその作用が弱くなってしまう事が考えられ、自浄作用が弱まってしまうと雑菌が侵入しやすくなりますし繁殖する可能性も高いです。

したがって、膣内洗浄はしない方が良いという結論になるのですが、洗浄しても大丈夫と言えば大丈夫だともされており、この場合はキチンとした正しいやり方かつ適切な頻度であれば膣内洗浄しても問題は起こりにくいと言えます。

ただ、やはり自己判断で膣内洗浄してしまう事は危険性が高くなりますので、条件つきならば大丈夫であると認識する事と基本的にはしない方が安全である事を覚えておく事が大切です。

膣内洗浄って必要なの?

繰り返しになりますが膣内洗浄はしない方が良いとされていますので、膣内洗浄は必要ないというのが原則になり、よほどの理由が無いのであれば膣内を洗浄する必要性はありません。

しかし、例えば生理の終りかけの時期にある残留経血を洗い流したりしたい場合には悪い選択ではないとされ、衛生面の問題がクリアされているのならばビデなどで洗ってしまう事も大きな問題は無いです。

ただしこの方法は、どうしてもまんこが不快で我慢できないなどのケースに限った話で、毎回毎回膣内洗浄をしていた場合には色々な問題点が出てきます。

したがって、最初に書いた通りに膣内洗浄の必要性は無い事が原則であり、やむにやまれぬ事情が無いのであれば膣内洗浄は行わない方がメリットが大きいと言えるのです。

正しい膣内洗浄方法は?

正しい膣内洗浄のやり方として挙げられるものは、何と言っても産婦人科などで医師に行ってもらう事になり、専用の機器を使用できたりする点や膣内洗浄の経験値も素人と医師とでは比べるまでもありません。

その為、膣内洗浄を考えた場合の第一の選択肢になるのは病院で医師の手で行ってもらう事で、これ以外の方法を選んだ場合にはある程度の高いリスクが発生しますし、場合によっては何らかの病気を引き起こす事もあります。

ただ、産婦人科で診察を受けても膣内洗浄してもらえない事もあり、医師が洗浄の必要は無いと判断したならば膣内洗浄してもらえない可能性が高いです。

その為、勇気を出して診察を受けたとしても無駄になってしまう事もあれば、そもそも産婦人科に強い抵抗を感じる女性もいますので、一番リスクの少ない安全な方法でありながらハードルは高めと言えます。

次に挙げられる正しい膣内洗浄のやり方になるのは、市販されている「膣内洗浄用品」を使う方法で特に安全性が高いのは医師が監修した商品になり、それ以外ではややリスクが高いです。

というのも、ほとんどの膣内洗浄用品は安全性が考慮されていますが、専門家である医師がかかわっていた方がより安心できるのは確かな事であり、上記のように専門家は知識量も経験値も豊富になります。

なお、医師が監修している商品の方がより安全で確実な膣内洗浄が可能ですが、実際に使用する際には明記されている正しい使い方をする事が重要で、適当な使い方をしていると思わぬトラブルが発生する確率が上がるのです。

そして、正しいやり方があるのならば間違ったやり方も存在しており、その代表格になるのは石鹼などをつけた指を膣内に入れて洗う方法で、このやり方だと膣内を爪で傷付けてしまう可能性があります。

また、シャワーで膣内を洗おうとするのもリスクが高く、本来は膣内にあってしかるべきである善玉菌まで一緒に洗い流してしまう事がありますので、入浴の際に膣内洗浄を済ませるのはやめたほうがいいです。

さらに、使い捨てを含む「ビデ洗浄」もやり過ぎてしまうとシャワーで洗った場合と同じ問題が出る事から、その点に配慮された商品を選ぶ事が重要になるとされています。

膣内洗浄のメリットは?

膣内を洗浄する最大のメリットになるのは、爽快感を得られる点と生理痛の緩和などが挙げられ、生理中の不快感を少なくする事は多くの女性にとってのメリットと言えます。

また、生理中の不快感の原因の一つである経血がアンダーヘアーに付着するという問題も、膣内洗浄する事である程度解決できますので、生理中の不快感を解消すると言う点を見れば膣内洗浄のメリットは大きいです。

さらに、上記のように残留経血が洗い流せれば生理を早く終わらせる事ができますし、それは精神的にも楽になる事からこちらも膣内洗浄のメリットに数えられています。

それに加えて、膣内を清潔に保つ事で刺激物質やアレルギー源のなどを排出できる他、抗生剤の効果が高くなると言われていますのでその点もメリットの一つになるとされるのです。

なお、生理痛の緩和も期待できるというのは、実は生理というものは大体3日程度までの経血量が多く、それ以降は残留経血がダラダラと出ている状態とされています。

そして、その状態がストレスとなり生理痛を悪化させる要因になるとも言われており、極端な話ではありますが最初の3日間で経血を出し切ってしまえば生理痛を感じる期間を短くする事が可能です。

したがって、膣内洗浄を行い残留経血を洗い流してしまう事は、生理痛の緩和が期待できるという事になるとされています。

膣内洗浄のデメリットは?

通常であれば、膣内は常在菌の作用で酸性に保たれており、膣内が酸性であれば雑菌などが侵入しにくくなりますので、基本的に膣内をアルカリ性に傾けてしまう事は避けるべきだと言われています。

しかし、膣内洗浄を頻繁に行ってしまうと膣の常在菌もまとめて洗い流す事になり、膣内を酸性に保つことが難しくなる事から元々備わっていた膣の抵抗力が著しく低下する可能性が高いです。

その為、膣炎を起こしやすくなったりしますし、性感染症も膣内がアルカリ性に傾いていると感染しやすくなりますので、この点は膣内洗浄のデメリットとして挙げられます。

さらに、間違ったやり方で膣内を洗浄してしまうと、上記通り酸性に保てなくなってしまう他、子宮へのダメージとなってしまう事が考えられますので、不妊症や早産と言った問題や子宮内感染のリスクも高くなるのです。

また、膣内洗浄は専用ではない洗浄液などで行ってしまうと、強い刺激を感じたり何らかのアレルギー反応を引き起こす原因になる事がありますし、あまり考えられない事ではありますが、膣洗浄器を使い回した場合には感染症を引き起こす事があります。

なお、膣洗浄の前には手や指はもちろんですが外陰部も清潔にしておいた方が良く、このような手間がかかってしまう事も膣内洗浄のデメリットの一つとして数えられるケースが多いです。