女性器に関する悩みには人それぞれで様々なものがありますが、その中でも特に気にする方が多いのが「すそわきが」だとされており、これは臭いと言う物が電気を消せば見えにくくなる色や形と違っていることが理由になります。

また、近年ではスメルハラスメントと言う言葉が使われるように、体臭を気にしている方は非常に多く、それだけにパートナーから指摘されると強いショックを受ける女性も多いのです。

ただ、すそわきがは改善する事は十分可能になっていますし、キチンとした治療を受けさえすれば治す事も可能だとされています。

すそわきがは治るの?

まず、すそわきがというものは遺伝であったり生活習慣などが原因で起こるとされていますが、基本的な原因となっているのは「アポクリン汗腺」であり、アポクリン汗腺から排出された汗が臭う事がすそわきがの正体になります。

したがって、このアポクリン汗腺をどうにかできればすそわきがを治す事はできると言えますし、汗が原因である事からわきがと同じ様に制汗剤を使用したりこまめに汗を拭き取る事で臭いを抑える事は可能です。

なお、アポクリン汗腺をどうにかするためには必ず外科的な手術が必要になっており、下着の吸水性や通気性に気を遣ったり上記の様な汗に対する対策では「すそわきがが治った」とは言えなくなっています。

すそわきがの治療はどんなものがあるの?

基本的に、すそわきがの治療はアポクリン汗腺の働きを弱めるか除去するかの方法になるとされ、治療法は大きく分けると二種類になりメスを入れて手術する方法と、体にメスを入れない非切開型になります。

ビューホット法

まずメスを使わず行える治療方法についてですが、比較的新しい方法になるのが「ビューホット法」であり、こちらは日本では平成26年に始まったばかりの新しい治療法です。

施術に必要ない時間はおよそ30分程度で痛みも少なく、安全性の高い切らずに治せる方法として人気が高く、具体的には特殊な機器を使用してアポクリン汗腺を高周波で壊してしまうという形になります。

ただ、一回の施術では治る事はなく2~3回は施術を受け必要があるとされ、それはデメリットになっているのですが、キズがつかない事やダウンタイムが必要無い点など魅力的なポイントも多いです。

次に「ボトックス注射」ですが、こちらはすそわきの治療としては最も一般的な方法になっており、アポクリン汗腺に「ボトックス」と呼ばれる薬剤を注射して働きを弱めるという方法になります。

このボトックス注射は比較的安い金額である事や、施術時間も大体10分程度と他の治療方法と比べて手軽でありリスクも少ない点が人気の秘密ですが、効果は長くても1年程度で切れてしまうので注射を打ち直すという手間が発生する方法です。

レーザー治療

そして、ボトックス注射の次にポピュラーな方法になるのが「レーザー治療(電気凝固法)」で、この方法は局所麻酔をかけた後にレーザーでアポクリン汗腺を焼いて動きを固めるというものになります。

こちらの方法は大体1ヶ月毎に施術を受ける必要があり、個人差はありますが平均して3回~6回程度で徐々に効果が現れるとされており、これはメリットかデメリットかは人それぞれですが、電流で毛根が焼かれるのでアンダーヘアが薄くなる他生えにくくなると言われているのです。

なお、レーザー治療では傷跡が残りにくいという大きなメリットがあるのですが、アポクリン汗腺を固めているだけなので再発する可能性があり、中には複数回再発を繰り返す方もいると言われています。

一方、体にメスを入れる切る治療法ですが、まずは「皮下組織削除法」が挙げられこの方法は皮膚を数センチ切開し、そこから専用器具でアポクリン汗腺を除去していくという方法です。

実はこの皮下組織削除法はわきがに治療では一般的ですが、すそわきがの治療とし行われる事はほとんどなく、皮下組織削除法は、医師が自分の目で目視してアポクリン汗腺を除去していくので、完全に除去する事が難しいとされています。

したがって、アポクリン汗腺の取り残しによる再発リスクがありますし、術後におよそ1週間ほどは圧迫固定する必要が出てくる事から、日常生活への支障が考えられデメリットの方が大きいのではないかと考える方は多いです。

超音波吸引法

次に「超音波吸引法」についてですが、こちらは近年注目を集めている方法になっており、メスで小さく数ヶ所切開しそこに超音波を発するメスを入れるという形になります。

して、その超音波の熱でアポクリン汗腺を破壊して吸い取るという治療法となり、上記の皮下組織削除法よりも効果が高く傷跡が小さくて済むと言う点がこの方法のメリットです。

ただ、切開手術である事には変わりはありませんので、切らない治療よりもリスクは高くなりますし、どれだけ傷跡が小さくてもダウンタイムは必要になります。

なお、すそわきがの治療で気をつけたいポイントになるのは、まず手術を受ければ必ず治るわけではないと言う事であり、上記のように完全にアポクリン汗腺を除去できない事もあれば再発の可能性が残されている方法も多いです。

また、アポクリン汗腺の働きは個人差が大きく、実際に治療を行うまでどの程度の効果があるのか分からないといったケースも少なくはないとされ、しっかりとカウンセリングを行い医師相談しながら治療方法を検討していく必要があります。

さらに、すそわきがが悪化してしまう可能性もあると言われており、特に多いとされているのが「術後臭」と言う物で、この術後臭は治療前より臭いが強くなってしまう現象です。

とは言え、実は術後臭には医学的な根拠は無いとされていますので、何ら裏付けがされた問題ではなく施術を受けた病院に言ったとしても対処してもらえないケースの方が多いとされています。

その他にも「自臭症」といって、臭いを気にし過ぎている事が原因で、手術を受けて改善されたにもかかわらず「まだ臭い」と思い込んでしまう事があり、この様な注意点を知っておかないと後々大きな問題へと発展してしまう事は多いです。

すそわきがの治療の金額や保険は使えるの?

外科的な手術ですそわきがの治療をする場合、ほとんどの方が気にするのは治療に必要な金額ですが、基本的にすそわきがの治療費用は高額になるとされています。

これにはいくつかの理由があるのですが、およそ20万円~40万円が一般的な相場と言われており、中には8万円程度で受けられる施術ありますが、その場合は2~3回は継続して施術を受けなくてはいけないので、やはり相場と同程度の金額が必要です。

すそわきが治療が高額になりやすい最大の理由は「保険適用になりにくい」事で、すそわきがの治療法の中で保険が適用されるものは少ないとされており、主流となっている切らない治療法では全額自己負担になるケースが多くなります。

また、料金は病院やクリニックによっても変わるとされ、例えば超音波吸引法は病院によっては保険適用となる場合もあり、医師の診断次第ではありますが保険が適用されるケースも見られるのです。

なお、支払い方法はクレジットカード決済か医療ローンが可能になっており、実費負担額が大きくなりやすいすそわきがの治療では、ほとんどの病院がクレジットカードでの分割払いに対応しています。

ただ、すそわきがを専門的に治療をしていないクリニックの場合はクレジットカードを利用できないケースがありますので、事前に支払方法を確認しておく事も大切なポイントです。