女性であれば性行為中に潮吹きと言うものを体験した方も多いと思います。

もしかしてこれはおしっこじゃないの?
とお思いの方もおられ、大事な人の前で非常に恥ずかしい思いをした事があるんではないでしょうか。

しかし潮吹きとおしっことは別物です。

今回は潮吹きについてどう言うものか、どう言うメカニズムかと言うことをご紹介しますね。

潮吹きとは?

おしっこ、つまり尿とは別なもので、性的な刺激によって起こる現象になります。

女性の射精とも言われる現象で、少量であればミルク色や黄色の粘液であり、量が増えるにつれて透明になっていきます。

尿道を通して起こる現象のため、尿と間違われる方もいらっしゃいますが、明確に違うものです。

また、潮吹きで排出される粘液は生理周期によって変わって来ると言われています。

潮吹きで一回に排出される粘液の量は2ml~カップ2杯分と大きく差があります。

女性の前立腺は約5mlほどの大きさと言われていますが、性的な刺激を受けると膨張します。

性的な刺激如何で排出される量は変わりますが、上限はカップ2杯分で女性の尿の量とほぼ同じになっています。

また、アンケートによると女性の37%は潮吹きの経験があると答えています。

潮吹きの経験があるとお答えになった多くの方は性的興奮がピークに達した時に起こると仰られています。

このように、潮吹きは性的刺激や性的興奮によって起こる現象ですので、明確におしっことは違います。

潮吹きの役割は?

潮吹きの役割は、現在詳しいことは不明になっています。

現在、主に考えられている役割には以下の3つがあります。

尿路感染の予防

女性は男性と違い、尿管が短いので性行為によって感染症を起こしやすくなっています。

若い女性が膀胱炎を引き起こす理由に性体験が挙げられます。

膀胱炎に限らず男性よりも女性の方が陰部が雑菌に触れやすいため、様々な感染症を性行為によって発症することがあります。

そのため、潮吹きにより雑菌を洗い流すのでは?と考えられています。

精子の生存に役立つ

女性の膣内は強酸性になっており、雑菌が入り込んでも退治出来るようになっています。

そのため、女性の膣内では精子は長らく生き残れません。

精子は弱アルカリ性で出来ています。

女性の前立腺液、つまり潮吹きも弱アルカリ性で出来ているため、精子の生存を助ける役目を負っているのでは?と考えられています。

女性の妊娠に関係があると言われている潮吹きですが、詳細は未だ不明になっています。

挿入の際の摩擦を減らす

性行為において、男性器の挿入の摩擦を減らすことは大事なことです。

摩擦があると、女性の感染症にも繋がりますし、何より性行為そのものが良いものではなくなってしまいます。

そのため挿入の摩擦を軽減するために潮吹きが起こるのでは?と言う考えもあります。

潮吹きに達するまでには丹念に愛撫する必要があり、丹念に愛撫することによって膣内が拡張されます。

挿入を受け入れやすくした状態になりますので、この点でも摩擦を減らすものと言われています。

このように潮吹きそのものの役割は不明になっていますが、現在考えられている理由は以上のようになります。

潮吹きとおしっこの違いとは?

前述のように潮吹きとおしっこには明確な違いがあります。

性的刺激によって起こる潮吹きですが、もう少し掘り下げていきましょう。

おしっこは体内の老廃物を排出するために起こる現象です。

そのため少ししょっぱく、色がついていたり臭いがします。

しかし、潮吹きの場合は臭いがありません。

おしっこがしたくなる尿意に性的刺激は関係ありませんが、潮吹きには性的刺激が必要不可欠です。

潮吹きは女性の射精とも言われているので、おしっこと比べて起こる状況も違いますし成分も違います。

ただ、尿道から排出される上に性行為中に尿意を感じると言う方もおられますので、混同されがちではあります。

性行為中の尿意は潮吹きに関係するものですので、性経験が浅い方はおしっこなのではと思われてしまうこともあります。

また、成分的にも潮吹きとおしっこは大きく違うものとなっています。

おしっこは体内の老廃物を排出するもので、約98%が水分で残り2%がたんぱく質の代謝で発生した尿素と言われています。

潮吹きの成分はおしっこと比べ、前立腺特異抗原、前立腺酸フォスファターゼの濃度が高く、ブドウ糖が多く含まれています。

このように同じ尿道から排出される液体であっても、起こる現象や成分が異なります。

性行為中に感じる尿意はおしっこではなく、潮吹きの兆候とお考え下さい。

潮吹きってどういう状態になるの?

潮吹きは性的刺激によって起こります。

ですので、女性が性的快感を感じていないと起こりません。

丹念な愛撫によって起こることは紹介した通りになりますが、実際にどのような状況下で起こるかをご説明します。

まずは女性がリラックスしていることが条件となります。

そのため、初体験の女性であったり、その男性と初めて性行為をする方などは潮吹きは難しい状況になります。

潮吹きには、精神的な状態が非常に大事になってきますので、心身ともにリラックスしていることが大事です。

女性の膣内にはGスポットと呼ばれる性感帯があり、そこを丹念に刺激します。

女性の性的快感が一定に達すると、尿意を感じるようになり、それが潮吹きへと繋がります。

潮吹きはこのような状態で起きます。

しかしながら、いくらおしっことは違うと言っても女性からすると恥ずかしいことに変わりはありません。

このことを理解して、お互いに潮吹きをしても大丈夫だと言う信頼関係が何よりも大事になってきます。

信頼関係が成り立っていれば女性もリラックスすることが出来ますので、潮吹きをより簡単に行えるようになります。

また、潮吹きには水分量が大きく関係していますので、潮吹きを経験されたい方は性行為の前に水分をたくさん補給しておくと良いです。

加えて、潮吹きにはブドウ糖が多く含まれていると言われていますので、ブドウ糖を多く摂取することも念頭に置いておきましょう。

まとめ

おしっこと潮吹きの違いはこのようになっています。

潮吹きには性行為が大きく関わっており、おしっことは違い常時起こるものではありません。

性行為中に尿意を感じて、大事な彼の前で失禁してしまうのでは?と不安に思われる方もいらっしゃるでしょう。

しかし、それはおしっこではなく潮吹きです。

事前に潮吹きのことを知っていれば、性的快感によって起こる現象と分かりますが、潮吹き自体も恥ずかしいと思ってしまう方も少なくありません。

パートナーとの相互理解が必要になってきますが、潮吹きは決して悪いことではありません。

昨今ではAVなどの普及により男性側でも潮吹きについての理解を持っている方は多くいます。

逆に男性の方から潮吹きを求めるケースもありますが、女性側の心身の状態がもっとも大事なことになりますので、潮吹きを求められた場合はそのことを伝える必要があります。

お互いの信頼関係がなければ潮吹きへとは繋がりませんので、無理に潮吹きをさせようとしても膣内を傷つけてしまうだけになってしまいます。

この記事を参考に、正しい知識を持ってより良い性生活が送れることを祈っております。