陰部の臭いで悩む女性は多いですが、多くは生臭いなどの臭いで、生臭い場合はおりものに特徴がありますが、アンモニア臭にはおりものの状態に違いはみられません。

アンモニア臭が強くなるときの変化には、尿の色が変わるとか、あるいはトイレへ行く回数が多くなるなどの症状がみられます。

このように、女性の陰部のアンモニア臭と尿は深い関係がありますが、ただアンモニア臭が強いときは何らかの原因があります。

陰部のアンモニア臭で悩む女性の臭いの原因や考えられる病気他、アンモニア臭がするときの対策の方法をご紹介します。

陰部がアンモニア臭がする原因は?

まず始めに、尿と女性の陰部のアンモニア臭の関係をご説明します。

尿=アンモニアではない

陰部からアンモニアの臭いがするというと、多くの人は尿を想像すると思いますが、実際は尿=アンモニアではないのです。

体外に排出されたばかりの尿には、あまり多くのアンモニアは含まれておらず臭いもほとんどしません。

アンモニア臭が発生するメカニズム

排出した尿は時間が経つと、尿の中のアンモニアの量が増え、アンモニア臭が発生するようになります。

しかし、何らかの原因で体内のアンモニアの量が増えていて、排出した時点ですでにアンモニアが多く含まれていることがあります。

その場合は排尿した時点でアンモニア臭がするだけでなく、アンモニアの臭いの体臭がしていることが多いです。

その原因として考えられるのは、体が疲れているとか、あるいは何らかの病気があるなどで、尿のなかのアンモニアの量が多くなっていることです。

尿のなかにアンモニアが増える原因

排出されたばかりの尿にアンモニアが多く含まれていて、臭いが発生することがあります。

体内でアンモニアの量が増えていることから起こりますが、その原因には次のようなことがあります。

  • 体が疲れている
  • ストレスが溜まっている
  • 免疫力が低下している
  • 運動のし過ぎ

上記のようなことが尿のなかにアンモニアが増える原因となっています。

体が疲れてくると発生するのがアンモニアなので、最近では若い女性にこのようなことが多くなっているといいます。

尿自体が臭い原因で考えられる病気

尿自体がアンモニア臭がするときには、以下の病気が考えられます。

  • 腎臓機能の低下
  • 肝機能の低下
  • 膀胱炎
  • 貧血

貧血が原因で酸素が不足にすると乳酸菌が発生しアンモニアとなり、尿とともに体外に排出されるため、尿にアンモニア臭がします。

上記のようなことが考えられますから、陰部のアンモニア臭が強くなってどうしても気になるときは、医師の診察を受けることも必要です。

体の異常や変化は、体が教えてくれるサインといいますが、サインを見過ごすことなく、早めの治療をすることで改善が早くなります。

ちなみに、体臭にも様々あり、加齢臭の場合もアンモニア臭いがしますが、アンモニア臭と加齢臭は原因が違います。

ただ、アンモニア臭と加齢臭は同時に発生している時もありますから、加齢臭対策も心がけてください。

陰部がアンモニア臭がする時の対策方法は?

アンモニア臭を改善するには、上記に上げたアンモニア臭の原因となるものの改善や、病気の場合はその治療が必要です。

肝機能の働きを良くする

肝臓には、オルニチンサイクルという働きがあり、この働きが有害物質のアンモニアを分解していますから、肝臓の働きを良くすることでアンモニア臭を改善することができます。

肝臓の状態を良くして肝機能を高める方法には、次のようなことがあります。

食生活の改善

肝臓に良いとされているオルニチンやクエン酸、タウリンやセサミン、クルクミンやスルフォラファン、オルニチンや葉酸などがあります。

葉酸は熱にも水にも弱く、調理の段階で多くの成分が失われてしまいますから、1日に必要量を摂るのが難しく、そのため、厚生労働省では、サプリメントから不足分を摂ることを推奨しています。

食品としては、シジミや梅干し、酢の物などがあり、また、お酒の飲み過ぎや、過労でも肝臓を悪くして肝機能が正常に働かなくなりますから注意をしてください。

ストレスの解消

ストレスは肝臓の働きを弱めますから、ストレスを溜めこまないことが大事です。

適度な運動はストレス解消に役立つだけでなく、同時にアンモニア臭の改善にも役立ちますのでおすすめです。

また、寝る前にお風呂で湯船につかるとリラックスしてストレス解消に役立ちます。

そして、リラックスすると血流も良くなり、乳酸が排出されますから、アンモニア臭対策に効果が期待できます。

腎機能の働きを良くする

腎機能の低下もアンモニア臭の原因となっています。

腎機能を高める方法には、有酸素運動がおすすめで、有酸素運動は血液の循環を良くし体を温めますから、腎臓の働きを良くする効果があります。

アンモニアの発生を抑える食品の摂取

肝機能を良くするところで、シジミや梅干しをご紹介しましたが、アンモニア臭の原因となる、乳酸やアンモニアの発生を抑える食べ物というのがあります。

乳酸やアンモニアの発生を抑える食品

クエン酸は、乳酸やアンモニアの発生を抑える食品で、主な食べ物には、酢やレモン、みかんや梅干しなどがあります。

これらの食品は、代謝サイクルの活性を促し、皮脂や皮膚代謝に影響を与えるビタミンB群の消費を抑える効果があります。

善玉菌を増やす

アンモニアが増える原因は肝機能低下と悪玉菌です。

そのため、善玉菌を増やすように、肉食や糖質を控えるとか、水溶性植物繊維を心がけ摂るようにしてください。

また、味噌や醤油や漬物などの発酵食品は、善玉菌を増やしますからおすすめです。

陰部専用の石鹸で洗う

アンモニアの臭いの陰部は、アルカリ性の石鹸よりも弱酸性の石鹸がおすすめです。

普通の石鹸で洗うよりは、アンモニアの消臭効果が長く続く効果も期待できます。

アンモニア臭対策グッズ

アンモニア臭を99%カットするインナー

インナーはアンモニア臭の根本的な改善はできませんが、自分の陰部の臭いで悩んだり、消極的になることが避けられます。

抗酸化作用のあるサプリメントを利用

食事からも抗酸化物質を摂取することはできますが、やはりサプリメントの方が体内に吸収しやすくできていますから、どうしても陰部の案も似臭が気になるときはサプリメントの使用も考えてみてください。

尿もれを防ぐ

先にも書きましたが、排出したばかりの尿そのものはほとんど臭いません。

時間の経過でアンモニアが増えてアンモニア臭が発生しますが、女性は尿漏れがしやすく、下着に付いた尿からアンモニア臭が発生します。

加齢とともに尿漏れしやすくなりますが、陰部の括約筋を鍛えることで、尿漏れを防ぐことができます。

鍛え方はごく簡単で、排尿する途中で陰部に力を入れて尿を止めることを2~3回繰り返すだけでいいのです。

それを習慣にすることで尿漏れが防げ、30代や40代で尿漏れパンツを使用することが避けられます。

現代の女性に陰部のアンモニア臭の悩みは、この尿漏れが原因していると考えられます。

昔の便座式のトイレを使用した経験のある方はわかると思いますが、便座式のトイレは、排尿をするとき周囲に飛び散らないように、自然の陰部を絞めていました。

そのため陰部の外尿道括約筋が鍛えられて、ある程度の高齢になっても尿もれをすることが避けられていました。

ところが現在の洋式トイレは、周りに飛び散る心配がありませんから、陰部の外尿道括約筋が鍛えられることもありません。

ぜひ、これからは排尿するたびに陰部を絞めて括約筋を鍛えることをおすすめします。

洩れた尿が下着についていなければ、陰部のアンモニア臭はだいぶ改善されると思いますから試してみてください。